1981年の国際障害者年に世界初の車いす単独のマラソンレースとしてスタートした「大分国際車いすマラソン」は、これまで幾多の車いすアスリートたちが感動の歴史を積み重ね、著名なトップランナーはもちろん、国内外から多くの選手がしのぎを削る世界最高峰のレースとして開催しています。
昨年は、新型コロナウイルス感染症が未だ収束しない中でしたが、3年ぶりに海外からの一般参加選手も名を連ね、最重度のT51クラスでは、ピーター・ドゥ・プレア選手が、27年ぶりに世界記録を更新する素晴らしい走りを見せるなど、絶好のコンディションの中、各選手が激走を繰り広げてくれました。
今大会は、コロナ禍前と同規模となる海外17か国から58名、国内30都道府県から165名、計223名の選手がエントリーしています。ウィズコロナの新たな時代を迎え、ご支援をいただく企業や団体、ボランティア、県民の皆様など、運営に携わる全ての方々とともに、熱気と感動を世界中に力強く発信するレースを期待しています。
第42回大分国際車いすマラソン、世界の頂点を目指すこのレースの主役はあなたです。
秋深まりゆく、日本の障がい者スポーツ発祥の地・OITAを、皆さんとともに熱く盛り上げましょう!
第42回大分国際車いすマラソン
大会会長 大分県知事 佐藤 樹一郎