世界で初めて車いす選手だけで行うマラソン大会として1981年の国際障害者年に始まった「大分国際車いすマラソン」。これまで幾多の車いすアスリートたちが感動の歴史を積み重ね、世界パラ陸上競技連盟の公認大会として、トップアスリートはもとより、国内外から集う多くの選手がしのぎを削る世界最高峰のレースへと成長しました。
昨年の第40回記念大会では、東京2020パラリンピック競技大会後初の国際パラスポーツ大会として、海外3か国からの招待選手4名を含む、合計131名の選手が参加し、2年ぶりの国際レースを開催しました。マラソン最速クラス男子でスイスのマルセル・フグ選手が世界新記録を樹立するなど、節目の大会にふさわしい熱戦が各クラスで繰り広げられ、選手はもちろんご支援いただいた企業や団体、ボランティア、県民の皆様など多くの方に感動をもたらした記念大会となりました。
今年の第41回大会では、3年ぶりとなった海外からの一般参加選手を含め、国内外からアスリート182名のエントリーがありました。今回も引き続き適切な感染防止策を講じ、コロナに負けずそれぞれのゴールを目指すアスリート、ボランティア、大会役員、応援の方々など多くの大会関係者が安心して参加できる大会を目指します。
本大会に出場する選手をはじめ全ての皆さんの「激走」で、秋深まりゆく大分の地を、ともに熱く盛り上げましょう!
第41回大分国際車いすマラソン
大会会長 大分県知事 広瀬 勝貞