国際障害者年(1981年)に世界初の車いす単独のマラソンレースとしてスタートした「大分国際車いすマラソン」は、幾度も世界記録を輩出するなど、国内外の車いすアスリートたちが感動の歴史を積み重ねてきた世界最高峰のレースです。
昨年は、新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、海外選手と県民との交流会や前日の開会式後のまちなかパレードなど、本県ならではのおもてなしを4年ぶりに復活しました。晴天に恵まれたレースでは、マラソン女子のT34/53/54 クラスで、3選手がゴール直前までデッドヒートを繰り広げ、初出場のカテリーナ・デブルナー選手が大会記録で初優勝を飾るなど、世界に誇る大会としてふさわしい白熱した争いが各クラスで展開されました。
今大会は、オリンピックイヤーでの開催ともなり、世界的にもパラスポーツの注目度が高まる中、男女あわせてパリパラリンピックのメダリスト5名をはじめ、海外13か国・地域から58名、国内31都道府県から165名、計223名の選手がエントリーしています。アフターコロナの新たな時代を迎え、ご支援、ご協力いただく企業や団体、ボランティア、県民の皆様など運営に携わる全ての方々とともに、「その先の感動」を世界中に届けられることを期待しています。
日本の障がい者スポーツ発祥の地・OITAで、輝くのはあなたです。
第43回大分国際車いすマラソンをともに熱く盛り上げましょう!
第43回大分国際車いすマラソン
大会会長 大分県知事 佐藤 樹一郎